思考のクセを学ぶ「もし〇〇だったら?」ストーリーゲーム
🎯 目的:
✅ ネガティブな状況に対して、さまざまな視点から考える力を養う
✅ 「もしこうだったら?」という質問で、柔軟な思考を身につける
✅ 楽しくみんなでディスカッションしながら、ポジティブな視点を広げる!
🔹 ルール
親・先生が、日常的に起こりそうなネガティブなシチュエーション(ストーリー)を言う。
子どもは、そのシチュエーションに対して、3つの異なる考え方を出す。
みんなでその考え方の中で最も「ポジティブ」または「現実的」だと思うものを選ぶ。
その後、どう考えるともっと気持ちが楽になるかを話し合う!
🔹 ストーリーゲームの進め方
- シチュエーション1:テストで思った以上に悪い点数を取った
親・先生:
「今日はテストの結果が返ってきたんだ。君は思った以上に悪い点数を取っちゃった。どう思う?」
子ども:
考えられる3つの反応(考え方)を出してみよう!
📝 例1: 「もう私はダメだ。絶対に次も悪い点しか取れない。」
📝 例2: 「次はもっと勉強して、次のテストはきっと良くなるはず!」
📝 例3: 「悪い点数でも、他の教科ではよかったから、頑張ってる証拠だよ!」
ディスカッション:
どれが一番ポジティブで現実的?
どうやって、最初のネガティブな考えを変えることができるかな?
- シチュエーション2:友達が急に冷たくなったように感じる
親・先生:
「今日は友達が急に冷たくなった気がする。『なんでだろう?』と考えてみよう。」
子ども:
考えられる3つの反応を出してみよう!
📝 例1: 「絶対に私のこと嫌いになったんだ…」
📝 例2: 「もしかしたら、友達は忙しくて気分がよくなかったのかも?」
📝 例3: 「最近何か言ったことが悪かったかもしれない。話してみよう!」
ディスカッション:
どれが一番、友達との関係を良くする考え方かな?
どうしたら、心配せずに冷静に友達に接することができるかな?
- シチュエーション3:好きなスポーツでなかなかうまくいかない
親・先生:
「君はバスケットボールが好きだけど、最近シュートがうまく決まらない。どう思う?」
子ども:
考えられる3つの反応を出してみよう!
📝 例1: 「もうバスケットボールはやめよう。向いてないんだ。」
📝 例2: 「上手くいかないのは練習が足りないからだ。もっと頑張ればできる!」
📝 例3: 「ちょっと練習してみたけど、また失敗した。でも続ければいつかできるようになるよ!」
ディスカッション:
どれが一番、ポジティブな気持ちを持って続けられる考え方?
どうやって失敗から学べるようになるかな?
🔹 アレンジで楽しく!
- 「もし〇〇だったら?」の逆バージョン
ネガティブなシチュエーションを逆にポジティブに考えた場合の反応を出してみる。
例:「もしテストで100点を取ったら?」→「次も絶対取れる!すごい!」
- 親・先生と役割を交代!
子どもが「もし〇〇だったら?」のシチュエーションを出す。親・先生が答える!
子どもも同じようにポジティブな視点で考えを広げる練習!
🎯 ゲームのポイント
柔軟な考え方をすることで、ストレスを減らすことができる!
最初のネガティブな思考を「ほんとうにそうなの?」と見直すだけで、気持ちがラクになる!
何か問題が起きても、次にどうするかを考えられる力を育てられます!