目次
📄【個別の支援計画】フォーマットと記入例
■ 対象児童情報
- 氏名:Kくん(仮名)
- 学年:小学6年
- 支援開始日:令和〇年4月10日
- 担当:スクールカウンセラー ○○
■ 支援の目的
教室内での落ち着きのなさや、友人とのトラブルが目立つKくんに対して、感情の自己コントロールや対人関係スキルの向上を目指し、本人理解と行動の安定を図る。
■ アセスメント概要(簡潔にまとめ)
- 授業中の立ち歩き・私語が多い
- 友人関係のトラブル(口論、手が出る)
- 家庭では祖母が主な養育者、ゲーム時間長め
- 情緒の切り替えが苦手で、怒りが爆発する傾向
■ 具体的な支援目標
支援目標 | 具体的支援内容 | 期間 | 担当 |
---|---|---|---|
感情のコントロールを促す | 感情日記、気持ちカードを使って自己理解を促す | 4月〜6月 | SC |
対人関係の安定を目指す | ソーシャルスキルトレーニング(ロールプレイなど) | 4月〜継続 | SC、担任 |
家庭との協力体制を築く | 保護者との面談、祖母との対応法の確認 | 月1回ペース | SC、担任 |
■ モニタリング・評価
- 3ヶ月ごとに支援の効果を確認し、必要に応じて支援計画の見直しを行う
- 教師・本人・保護者の声を反映しながら柔軟に対応
📘【経過記録】の書き方・例
【経過記録:4月17日】
■ 面接内容(第2回目)
■ 今後の支援計画
- 「ムカッとしたときの対応マニュアル」を一緒に作成予定(次回)
- 引き続き週1回の個別面談を継続
【経過記録:5月1日】
- 担任より「友達とのトラブルが減ってきた」との報告あり
- 本人からも「うまくことばにできた」と前向きな発言が聞かれた
- 感情日記を3日間連続で記入、自己理解が進んできている
参考にしてみてください。自分なりに分かりやすくアレンジしていくと書きやすいと思います。
実際にはケースが多いため個別計画はたてていません。
時間があるときや予約の少ないときに作るとフィードバックしやすく、成長を感じやすくなります。