📌 目的(説明する場合)

「これまでの自分の人生を振り返ってみると、意外とがんばってきたなぁと思えることがあったり、自分が何に影響を受けてきたかが見えてきます。『自分って、こんな人生を歩んできたんだな』って、客観的に見ることで、ちょっと安心できたり、自信がついたりするよ。」

📝 準備するもの

  • A4〜B4サイズの紙(横向きがおすすめ)
  • ペン・色鉛筆(色を使っても◎)


📈 実施ステップ

① 横軸に「年齢(または学年)」、縦軸に「気持ちの高さ(幸せ⇔つらい)」のグラフを描く

例)左から右へ
小学1年 → 2年 → 中1 → 中3 → 現在(高2)までの人生をたどる

② その年齢ごとの気持ちをグラフにプロットしながら、人生の“山と谷”を線でつないでいく

③ 主な出来事や気持ちを、その時点ごとにメモする

例:

  • 小3:習い事やめた→つらかった
  • 中1:新しい友達ができてうれしかった
  • 中2:部活でレギュラーになれた→すごく嬉しい
  • 高1:友達とトラブル→落ち込んだ

④ 最後に「グラフを見て感じたこと」を話し合う(または簡単に文章にする)


💡 ポイント

  • 感情の起伏を「いい/悪い」ではなく、「どんな経験だったか」にフォーカスする
  • 無理に語らせず、描いたグラフを見て自然に出てくる感想を大事にする
  • 自己肯定感が低い子には「山が少しでもあること」に注目して伴走する


✅ 活用のコツ(高校生に向けて使う場合)

タイプ活用のヒント
自己否定の強い生徒「こんなに頑張ってきた自分がいたね」とフィードバック
将来が不安な生徒「ここまで乗り越えてきた経験が、これからにもつながる」
内省が得意な生徒ライフラインのあとに「価値観カード」などと組み合わせても◎



こんな感じのイメージです(言葉での図解)

つらい ↑     ☆              ●
| ☆
| ☆
| ●
幸せ ↓ └───────→
小1 中1 高1 現在

「☆」=嬉しかった時期
「●」=しんどかった時期

投稿者 marry

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