スクールカウンセラー以外にも、悩みを相談できるところはあります。その中で、スクールカウンセラーを選ぶメリットを3つお伝えします。 


第三者の立場で相談ができる 

これは、担任などの学校の教職員に相談する場合との違いです。スクールカウンセラーは学校職員ではあるものの、外部性を持った専門家として活動します。 

児童生徒や保護者など、相談者の守秘義務はきちんと守り、学校外の第三者の立場から悩みを聞いてくれます。(ただし、児童生徒に危険が及ぶ可能性がある場合は、学校への報告義務があります。) 

教師との関係が悪い場合や、周りに知られたくない家庭の事情があるといった場合でも、安心して相談できます。 





学校との密な連携が可能 

スクールカウンセラーに相談するメリットとしては、学校との協力体制を築けるところです。 

学校でお子さんの様子を見て、普段の様子や変化を把握したり、実際に関わることで、お子さんへの理解を深めることができます。また、教員と相談して、不登校の生徒が保健室や別室登校から始めてみる、などの措置をとることも可能です。 

お子さんがどんな問題をかかえているのかが分からない場合も、スクールカウンセラーが学校で生徒と関わることで、問題を発見・解決できる場合もあります。守秘義務を守りつつも、必要なときには学校と連携できるのがスクールカウンセラーのメリットです。 






お金がかからない 

スクールカウンセラーへの相談は、料金がかかりません。他にも、「教育支援センター」「教育相談所」「児童相談所」などの公的な相談先は、カウンセリングにかかる費用はありません。 

しかし、フリースクールや医療機関・民間のカウンセリング施設となると、相談は有料です。資格を持ったカウンセラーが対応する場合、民間のカウンセリング施設は高額なところもあります。 

その点、スクールカウンセラーであれば、費用の負担なくカウンセリングを行ってくれるため、相談のハードルが低く、継続的な相談も気軽にできます。 

投稿者 marry

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