目次
チェック&修正トレーニング!
▶ 目的: 自分の「思考のクセ」に気づき、それを修正する力を楽しく身につける!

① 「ほんとかな?ゲーム」(思い込みチェック)
✅ ルール:
一人ずつ「ネガティブな思考」を言う。(例:「どうせできない」「友達に嫌われた」など)
他の人は「ほんとかな?」と聞く。
「もしかしたら〇〇かも?」と、別の考え方を探す。
📝 例:
A:「どうせテストでいい点なんて取れないよ…」
B:「ほんとかな?前に80点取ったことなかった?」
A:「そういえば1回あった!」
🔹 ポイント: 「絶対にダメ」「どうせ無理」などの思い込みをやわらげる!
② 「ネガポジ変換ゲーム」(ネガティブをポジティブに!)
✅ ルール:
親・先生が「ネガティブな言葉」を言う。
子どもは、それを「少しポジティブ」に言い換える。
📝 例:
「失敗しちゃった…」→「経験が増えた!」
「またミスした…」→「次は気をつけるポイントが分かった!」
「友達が話してくれなかった…」→「もしかしたら忙しかっただけ?」
🔹 ポイント: 小さなポジティブを見つける習慣をつける!
③ 「思考のクセビンゴ!」(自分のクセを発見!)
✅ ルール:
「思考のクセ」が書かれたビンゴカードを作る。(例:「どうせ無理」「全部ダメ」「自分が悪い」「完璧じゃないとダメ」など)
自分がよくやってしまうクセをチェック!
3つ以上チェックがついたら、「そのクセをどう直すか?」を考える。
🔹 ポイント: 自分のクセを知ることで、気づく力がアップ!
④ 「もし〇〇だったら?」ストーリーゲーム(考え方を広げる)
✅ ルール:
親・先生が「ネガティブな場面」を言う。(例:「友達が返事をしてくれなかった」)
子どもは「その理由を3つ」考える。
📝 例:
💬 親:「友達が急にそっけなくなった。なんでだと思う?」
A:「嫌われたかも…」
B:「もしかしたら、疲れてるのかも?」
C:「悩み事があるのかも?」
🔹 ポイント: 「一つの考え」にとらわれず、別の可能性を考えられるようになる!
⑤ 「過去の自分にアドバイス!」(成功体験を思い出す)
✅ ルール:
「以前に『できない!』と思ったけど、実はできたこと」を書く。
そのときの自分にアドバイスを送る。
📝 例:
✏️ 3か月前の自分へ
「最初は自転車に乗れなかったけど、練習したらできるようになったね!だから、今悩んでることも、ゆっくりやれば大丈夫だよ!」
🔹 ポイント: 自分の成長を実感し、「思考のクセ」を変えるヒントを得る!
⑥ 「気持ちの温度計ゲーム」(感情とつながる)
✅ ルール:
自分の気持ちを1~10の温度で表す。(例:「怒り10=爆発寸前」「怒り3=ちょっとイライラ」)
「怒り10のときの考え」と「怒り3のときの考え」を比べる。
📝 例:
😡 怒り10(ムカムカMAX!) →「もうアイツとは絶交!」
😠 怒り5(半分くらい怒ってる) →「でも、少し話してみようかな…」
😌 怒り3(ちょっと落ち着いてる) →「もしかしたら誤解だった?」
🔹 ポイント: 「感情にまかせて考える」と「落ち着いて考える」の違いを体験する!
⑦ 「役になりきり!アサーション劇場」(伝え方を変える)
✅ ルール:
「困ったシチュエーション」を親・先生が設定する。(例:「友達に貸したものが返ってこない」)
子どもが「攻撃的な言い方」「受け身な言い方」「ちょうどいい伝え方(アサーティブ)」の3種類をやってみる。
📝 例:「ノートを返してもらいたいとき」
❌ 攻撃的:「なんで返さないの!?」
❌ 受け身的:「返してほしいけど、まぁいいや…」
✅ アサーティブ:「ノート、また使いたいから返してくれる?」
🔹 ポイント: 「伝え方」を変えるだけで、関係がよくなることを体験する!
まとめ
🎯 ゲームで「思考のクセ」に気づくと、ポジティブに考える力が身につく!
🎯 「別の考え方もあるかも?」と考えられると、ストレスが減る!
🎯 大人も一緒にやると、子どもも楽しみながら学べる!